高橋宏幸先生は、昭和47年に処女作「チロヌップのきつね」を契機にプロ入りした後、「チロヌップの絵本三部作(「チロヌップのきつね」「チロヌップのにじ」「チロヌップの子さくら」)を製作・出版されました。特に、第一作目の「チロヌップのきつね」は、国語教科書に載ったり海外七カ国で翻訳出版されたほか、昭和62年には松山善三氏の脚本で長編アニメ映画化されるなどで、多くの読者に親しまれております。
その他、160万部のベストセラーとなった「二どひらく絵本」シリーズ(岩崎書店)などの絵本作品130点余に加え、「燃えろ、あかつきの星」(PHP)など児童文学作品50冊余を、平成22年8月ご逝去されるまで上梓(出版)されております。
当WEB美術館では、先生のご家族からこれまで本市に寄託をいただきました原画・ラフスケッチなどについて、現時点でこちらのページに掲示している作品のほか、今後とも公開を進めていく予定でおりますので、引き続きお楽しみください。また、それらの原画等は「八塩生涯学習センター」(由利本荘市東由利舘合字舘野10番地、電話:0184-69-2028、旧八塩小学校)において常設展示されておりますので、足をお運びのうえで是非ご覧ください。